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好きなことをするということ

あるいは，自分のしたいことを探す，というようなことが就職活動でよく言われるが，それにあまりこだわらないほうがいいと思う．

いわんや，したいこと見つからないから，との言い訳で無為に過ごすのは決して勧められない．

だいたい，そんな簡単に見つかるとは限らないし，見つけたと思っても将来変わる可能性高いし，自分には向かないと思って食わず嫌いだったのがやってみたら案外面白かった，ということだって充分あり得る．

お勧めは，まずとにかく社会に出てみたら如何．たまたま試験に受かったところでいいではないか．何かの縁であるし，高望みしたってそこから断られたのならしょうがないであろう．

そこで努力してごらんなさい．普通なら，大体なんでも面白くなるハズである．どうしても，というならそれはしょうがない，転身もありうるであろう．しかし，それはある程度努力した後での結論でなければいけない．

なお，農学部の教員としては，農業なり，自分の勉強した専門なりの関連分野を狙う，あるいはそれをウリにして面接に挑むことを私は希望します．また，そのほうが内定取るのに有利だと思うよ．

以上